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本年もカラーマネジメント奮戦記のブログをお読みいただきまして

ありがとうございました。

2016年もどうぞ宜しくお願いします。

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Japan Colorプルーフ運用認証も取得して間もなく2年となり、初めての更新審査を迎えます。

更新検査では3ヶ月ごとの定期的なプルーフ機器の管理結果と、

現在の機器状態が Japan Colorの基準に適合しているのかをチェックされます。

適合していなければ、認証取り消しになります。


JP2011.jpg


プルーフ機器の状態は日々変化します。温度、湿度、経年劣化、インクのロットぶれ、

測色誤差など色ズレの要因を上げればきりがありません。

その様な中でプルーフの状態を安定的に維持して行くのは、なかなか大変な事で

基準から外れて来た場合のキャリブレーションや場合によっては個別色の補正も必要になります。


提出書類も適正に管理されていなければなりませんので、

新規取得認定よりも更新認定の方がハードルが高いです。

管理能力が問われる事になります。

更新審査規定により、JC_TEST_FORMを出力して現在のプルーフ状態を最終確認しました。


自己評価


自己評価用シートの判定では合格になりました。

実際にはJapan Color認証判定委員会により判定がされるので、まだ油断はできませんが

プルーフは安定的に管理出来ています。

合否判定は来年の3月にされますが、合格発表を待つ受験生の気分です。













先日、写真関係の雑誌を読んでいたら、

写真色のシミュレーションをしてみたいのですが、どんなプリンターが良いですか

と言う質問をしておられる方がいました。


最近はデジタルカメラやプリンターの性能が数年前に比べて格段に向上していますので、

自宅でもカラー写真の色合わせに挑戦してみようと考えておられる方は多いと思います。


と言う事で、今日は一般の家庭でも色合わせをして見たいと考えている方に向けて

記事を書いてみたいと思います。


自慢のデジタルカメラで撮影した写真をモニター上で色チェックしてプリントしたら、

モニター上と同じ色の写真がプリントされる…。思わず優越感に浸ってしまう瞬間ですよね


高度なカラーマネジメントをしようと思えば、私のブログにも色々と書いていますが、

高性能なモニターやカラーマネジメント用の測色計などが必要になります。

何十万円もの資金が必要になって来ますので現実的ではありません。

お金をあまり掛けずに色合わせが出来るプランをシミュレーションしてみます。


まずはモニターからです。ナナオ(EIZO)のサイトを覗いて見ます。

カラーマネジメント用のモニターでお手軽価格な製品が無いかチェックしてみます。

ありました。 CS230 (23.0型 カラーマネージメント液晶モニター)

これならばフォトマッチングソフトウェアに対応していて外付けセンサーがなくても、

写真プリントとのカラーマッチングが可能です。価格も手頃です。


モニターさえ決まってしまえばこっちのものです。

プリンターは3〜5万円も出せば高性能な多色プリンターが家電量販店でも購入出来ます。

ここまでの記事を読んで頂けたらお分かりかと思うのですが、

プリンターでの色合わせポイントはプリンターよりもモニターです。

高価なプリンターを購入すれば色合わせがバッチリできると勘違いしてしまう方も多いですが

そうではありません


後は、sRGBやAdobe RGB などのプロファイルは家庭用のプリンターでも

標準装備されていますので比較的簡単にプリントシミュレーションができるでしょう。






弊社の大判プリンターPX-H10000もそうですが、最近のプリンターは本当に色が安定しています。

それと同時にPX-H10000はインクの数が10colorとなっていて、色再現領域が格段に広くなってますね。

特にオレンジとグリーンの単独インクが使用されている事により、鮮やかなグリーンから

イエロー色域とイエローからレッドの色域が拡大しています。

弊社はプリプレスの現場ですので、CMYKのみの出力設定となっていて、広色域の恩恵を受けていないようです。

先日、コニカミノルタの技術の方が来られたので、『CMYKの1bit出力って何色のインクを使っているんですか

と質問してみたところ、『8色のインクを使用しています』との回答・・・。

と言う事はオレンジとグリーンのインクは使用していないって事

せっかくなのでPX-H10000の性能を十分に活用してみたいと思うわけです。

そうなるとRGBモードで出力する・・。と言う事になるのかな

MAXARTのカタログを開いてみると、プリンタードライバにはAdobe RGBが出力できる機能が搭載されている。との事・・・。

それと同時に広演色枚葉プロセス4色インキ、Kaleido lnk にも対応している説明があります。

うーん。これはチョット試してみる価値があるかも知れません。

と言う事で、この続きは次回のブログにて紹介していきますね。














定期的な色管理では、ECI2002チャートを出力して測色によりΔEを算出していますが、

このチャートにはランダム配列と整列配列の2つのパターンがあります。

PACH.jpg      ECI2002ランダムチャート           ECI2002整列チャート 

この2つのチャートは並び方が違うだけでパッチ数も同じ1504です。

普段、何も気にせずに測色している方もおられるかも知れませんが、

疑問に思う事がありませんか

この2つのパッチの違いってなんだろう?どの様に使い分けするのだろうって・・・。

ちゃんと意味があるんですねえ・・・。


結論から言うと、ランダムチャートは印刷用( ターゲット作成など。)

整列チャートはプルーフ出力用と言う事になります。

整列パッチは印刷した場合、同系色なので隣り合うパッチは印刷機のローラーや、

同色インク壺の影響を受けます。

その点、ランダムパッチは隣り合うパッチが全くの異系色なので印刷機のローラーや、

同色インク壺の影響を受けにくい、と言う事になります。


しかしランダムパッチは色の観察には向いていません。

当然整列パッチの方が観察しやすいです。

印刷によるムラやカートリッジによる影響を受けにくいプルーフ出力では観察しやすい整列パッチ

の方が向いていると言う事になります。

微妙な事なのかも知れませんが、正確なデータを求める為には重要な事なんですね。










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