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平台校正に変わるデジタル校正機の市場が大きな変遷期を迎えています。

弊社を含めて、主力の簡易校正として活躍してきたデジタルコンセンサスなどの

印画紙タイプのDDCPや、本紙転写タイプのDDCPが相次いで生産中止予定となり、

デジタル簡易校正機の市場は、インクジェットプルーフが主力となってきています。


しかしインクジェットプルーフもまだまだ技術的な問題がまったくない訳ではありません。

モアレの再現が不十分だったり、今後のプリンターメーカーの技術革新に委ねられる部分が

まだまだあります。


プリプレス機器メーカー各社も今後の市場を見据えての情報をあれこれと提供しています。

そんな中、少し前になりますがFUJI FILMさんのセミナーに参加して来ました。

セミナーの内容は、

【 品質・効率の側面からプルーフを考える。】【 校正新技術の活用 】

セミナー


ネットワークを使用したプルーフィングワークフローの紹介や、

最新のインクジェット枚葉印刷機による本紙校正で

自社の平台校正機を20台→9台へと大幅に削減し、校正品質 (平均ΔE1レベル) の安定と

生産能力の大幅な向上を実現している印刷会社さんの事例紹介など大変参考になる内容でした。


今後も情報のアンテナを常に張りめぐらせ、技術の変遷に乗り遅れないようにしなければ

ならないと実感しました


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先日、東洋インキのカレイドプルーフ認証を取得しました。

2度目のチャート提出、チェックでやっとOKがでました。

この認証により、カレイドインクを使用した場合の印刷シミュレーションを、

弊社のプルーフFalbard AQUAにて再現する事が可能になりました。


             カレイド認定書

カレイドインクは従来のインクを小手先に改良を加えたものでは無く、

4色インクでRGBの発色に極限まで近づけるために、

インクの顔料から根本的に見直して開発された画期的なインクなのだそうです。


   Kaleidoガモット


インクのガモット図を見ても分かるように、

全ての色相で従来のインクよりも彩度が上がっています。

特にピンク、バイオレット、オレンジ系の色は従来インクよりも色域が大幅に広く、

Adobe RGBにきわめて近い広さをもっているため、

従来インクでは表現が不可能だった、ピンク系の花やブルーの空などの色が、

RGBにきわめて近い色で表現することができます


カレイド比較

            Japan Colorと比べてみました。一目瞭然!


今までは不可能であったRGB系の発色が、カラーマネジメントモニターでも確認できます。

今後はプルーフによるオンデマンド出力を中心に、カレイド対応印刷会社などとの連携も模索して

カレイドの普及に貢献して行ければと考えています。










 先日コニカミノルタさんに、Falbard AQUAをVer1.3にバージョンアップして戴きました。

Ver1.3の特徴は、PX-H10000の10色インクを使用して1bit出力ができるようになった事です。

(今までの1bit出力ではグリーンとオレンジの単独インクは未使用となっていました。)

バージョンアップによってターゲットに対して更に近い色再現が可能になったとの事。

Japan ColorなどのCMYKに関しては何処まで効果があるのかは未知数なんだとか

特色見本の出力に威力を発揮するそうです。

今まで以上にターゲットに近くなるのかについては、また後日にテストをしてみたいと思います。


 もう一つの目玉は、大日精化さんと言う会社のインクジェットプルーフに接続が可能になったと言う事です。

製品名はプルーフマスターと言います。

ちなみに、ORIS ColorTuner、GMG、FUJI プリモジェット、ブラックマジックなどにも接続できます。

このインクジェット、なんと 印刷本紙に印字して出力できるんです。

と言う事で、今回はコチラの情報に大変興味を持ちましたので早速、大日精化さんにお願いしてサンプルを取り寄せてみました。

       ZEN.jpg
     【上】コート本紙 印刷校正   【下】コート本紙 インクジェット

画像では分かりにくいですが、肉眼では印刷校正との区別がほとんどつきません。


KOTO_MAT.jpg

     【左】コート本紙 インクジェット   【右】マット本紙 インクジェット


水性のインクを使用しているため、マット紙で出力した場合のインクが沈んだ感じが見事に再現されています。

本紙インクジェットプルーフの質の高さに改めて驚かされました。

ここまでインクジェットは進化したのかと言う感じです。


このインクジェットプルーフ機の特徴として、再現性の他にもランニングコストが低い点が上げられます。

メーカーさんのカタログ表記によるとA2用紙1枚あたり¥160です。

これはインク代のみ、感材は本紙なので計算していないそうです。

平台校正は¥12,000 ハイエンドDDCPは¥3,000の計算です。(メーカーカタログ表記より。)
 
商品価格は、まだまだ高いですが、会社の事業戦略やコスト削減などをトータルに考えた場合、

検討する価値がありそうです。




  









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